【悲報】テレワーク強制も、自宅に居場所がない件
コロナ感染者数が増加し、テレワークが広がりましたが居場所がいない方も続出しています。
誰もが自宅で快適にテレワークができるわけではない。そこにもまた格差が存在する。大手電機メーカーのSEとして働く岸谷裕司さん（仮名・42歳）は、妻から「今日も家にいるの？」と小言を言われながら、週の半分以上を小学生の子供の学習机を借りて、なんとか作業場所を確保している。
「子供が学校に行っている間だけ学習机を借りて、9時から18時まで仕事しています。でも15時をすぎると長女が帰ってくるので、部屋を追い出されてしまうんです。
それからは4畳半の物置部屋に折り畳み机を広げての作業ですが、これがまたツラい。机の高さが合わなくて正座したりあぐらをかいたり、無理な姿勢で試行錯誤しているうちに、持病の腰痛が悪化してしまいました……」
テレワークに理解がない家庭の場合、仕事をするのがなかなか辛いですね。テレワークに関しては、独身者からは賛成の声が多いですが、同棲をしていたり家庭持ちの人からは不満の声も多いです。
不満は大きく分けて2つあり、1つは妻・あるいは夫との仲が悪いから家にいたくない、2つ目は家にいると集中出来ないため仕事の能率が落ちると言うものです。テレワークで土日、平日とずっと家にいると集中力も途切れがちになるため、会社に来ていると言う人も多いです。
つまり、自宅以外の集中出来る場所が欲しいという需要はあり、そこに乗ってビジネスが出来る会社が有望であると言うことは間違い無いですね。また、テレワークで運動の機会が減るため、ヘルスケアやフィットネス関係の企業も伸びることでしょう。
こうした流れの中でオフィス系リートの値動きですが、未だにコロナショックでの底から値が回復しておらず含み損を抱える投資家も多いですね。株価の動きから見ても「オフィス」への需要は回復しないであろうことが分かりますね。
いちごオフィスリート(8975)の株価チャート
