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【優待】株主優待を盲信するのは危険な理由

第4話:桐谷さん、リスク分散する「桐谷流、優待株の買い時・売り時」 | トウシル 楽天証券の投資情報メディア

投資家の桐谷さんは有名ですが、株主優待を盲信し過ぎると思わぬ損失を被るため注意が必要です。

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「株」と聞いただけで多くの日本人が難色を示します。、「素人が手を出したら大やけどするのでは」、「株はギャンブルですよね」、「なにもかも失ってしまったらどうしよう」

なんだか、とても恐ろしい世界だと思い込んでいるようです。確かに、やりようによっては、株はリスキーです。過去に、山一證券日本航空など「これ以上、堅い会社はない」と思えるような企業が倒産しました。株によって大損した人たちがいるのも事実です。

 

でも、それは値上がり益(キャピタルゲイン)を狙った株式投資での話。値上がりを期待して買った株が、思惑とは逆に値下がりしてしまったから悲劇は起こるのです。一方、株主優待」に着目した私の手法は危険度ほぼゼロ。なぜなら、そもそも優待に力を入れている企業の株は、比較的、価格が安定しているからです。

 

値動きの少ない堅実な株を、安い価格で済む最小単位で買い、株主優待だけはしっかりゲットするというのが私の手法です。私の場合、優待だけで生活に必要な衣食はまかなってしまい、現金はほとんど支出しません。だから原資は目減りしないどころか増え続けています

 

なお、銘柄によっては配当も手にできます。配当と優待を合わせた「総合利回り4%以上」を目安にするというのが、私の鉄則です。ただ、コロナの影響で、今はあまり配当が期待できない状況が続いています。一方で、やはりコロナの影響で、株価は低迷傾向にあり、今が買いどきだとも言えます。

株主優待の桐谷さんによって株主優待知名度は間違いなく上がりましたが、株主優待が危険である理由は以下の3つです。

 

1.株主優待を出している企業はコスト意識が低い

株主優待を出す企業が第一に言えることはコスト意識が低いと言うことです。どう言うことかと言うと、株主優待品を送付するコスト、広告、発送料、関連企業との契約と言った料金がかかります。こうしたコストは純利益を圧迫するため、株価を上がりにくくします。

 

2.株主優待は純利益の中から出されているため、株価の上昇余地が低い

1と繋がる話ですが、株主優待は純利益の中から出ています。つまり、純利益を圧迫することで企業活動にも悪い影響が出ます。私からすれば、株主優待で喜ぶと言うのは「株主としてリスクを取って出資したお金」が返ってきて喜んでいるのと同じです。あくまで株に期待することは配当と値上がり益であり、使い勝手も良くない優待ははっきり言って不要です。

 

3.株主優待を改悪したら、株価が暴落するケースが続出している

株主優待を改悪したら株価が暴落するケースが続出しています。スカイラークはコロナの影響を受け、売り上げが激減しその結果、優待を改悪しました。株式市場では売りが殺到し、現在の株価は1643円と2200円から30%程株価は下落しています。

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桐谷さんに憧れて投資をするのは良いですが、株主優待コスパが悪過ぎるのでやめておくことをおすすめします。