【悲報】テレワーク格差が酷すぎる件
昨年コロナウイルスによって急速に広まったテレワークですが、やはり格差も出ています。
通信費や備品購入のために、社員一律で月5000円のテレワーク手当も支給されている。 「オフィス家具も社員割で購入できることになったので、特別定額給付金を元手に椅子やデスクを3割引きで購入。今も業務はほぼフルリモートなので、同僚には都内のマンションを引き払って、千葉県の海沿いに移住した人もいます」
また、手厚い支援は勤務時間外にも及んでいるという。 「最近は、社員同士のオンライン飲み会や懇親会に『コミュニケーション手当』が出るようになりました。自宅への飲み物や軽食のケータリングもタダ。新入社員とは、数えるほどしか顔を合わせていませんので、こういった手当はありがたいですね」
一方で、「現在、週3回ほどのテレワークをしていますが、会社から社員への支援は一切ありません」と話すのは、自宅の3台のモニターに囲まれて作業をこなす三沢和真さん(仮名・30代)だ。関西のウェブ制作会社で働く彼のデスクは一見、なんら不自由ない作業環境に思えるが……。 「パソコンもモニターも当然、自前です。
もともと趣味用で使っていた自作PCなのでウェブカメラもマイクもない。オンライン会議には音声だけで参加しています」 社用携帯も支給されないため、急な修正依頼などクライアントからの連絡にも対応できずにいる。
「個人携帯の番号を教えるのも禁止されているので、金曜に電話がかかってきても月曜に出社して折り返すこともしばしばです。またローカルサーバーにアクセスするためのリモートソフトも無料版しか支給されていないので、とにかく反応が遅い。
コードひとつ書き換えるのに、自宅で打ち込みをして出勤している同僚にメールで送り、社内サーバーにアップしてもらうことも……。そもそも自宅にWi-Fi環境がない人もいますし、生産性はダダ下がりですね」
テレワークが進んでいる中でもテレワークに対応した制度を出す会社、そうでない会社と別れているのが現状です。どうしても会社に出社しなければいけない業務であれば、仕方ありませんが、会社に出社の必要がない場合はテレワークの方が業務効率が上がります。
コロナウイルスの感染防止という観点からも、テレワークを推奨する会社の方が将来性がありますね。例えば、いちはやく在宅勤務を取り入れたGMOグループ企業である、GMOペイメントゲートウェイは株価が3倍近くまで上がっています。
企業の1〜2年後の業績を表すのが株価と言われますから、テレワークへの環境を整備している会社の方が今後も期待出来ます。通勤が必須となるような会社は、変化を嫌い、時代の流れに合っていないとも言えるので、淘汰されていくでしょう。
あとは、コロナウイルス対策を行える企業かという視点からも、テレワークの導入に二の足を踏む企業は社員の安全を考えない企業であるとも言えます。
テレワークの進展からITスキルの向上が求められているため、プログラミングスキルを身に付けることが重要です。特に理系出身者でIT企業に転職してスキルを活かしたいと考える方はUZUZがおすすめです!