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【悲報】JTが減配を発表!JT株ホルダーは悲惨な目に遭う

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JTがとうとう減配を発表しました。私はJT株を持っていませんが、今後のJT株の動きを当ブログで紹介します。

diamond.jp

2月9日、JTの2020年12月期決算で発表されたのは、国内たばこ事業の大規模な縮小だ。JTは15年にも1700人強の人員削減を行っている。今回は国内の正社員約6500人のうち、約15%にあたる1000人の希望退職など、3000人規模の人員削減に踏み切る。

 

国内の営業拠点も現状の160拠点を約7割減らし、47拠点まで縮小する。22年3月末には九州工場も閉鎖し、00年には25あった工場が、3つまで減るのだ。

 

大リストラの背景にあるのは、売り上げを成長させる要素が見いだせないことだ。20年12月期の売上収益は前年同期比で3.8%減少の2兆926億円。営業利益は本社ビルの売却益413億円があったにもかかわらず、同6.6%減少の4691億円と2期連続の減収減益だった。

 

加えて21年12月期も、売上収益2兆800億円、営業利益3630億円と減収減益が続く見通しとなっている。

 

市場関係者にとって最大の”サプライズ”は、1994年の上場以来初めてとなる減配だった。21年12月期の年間配当予想について、前年同期から24円減の130円と発表したのだ。

 

ただ、この配当性向は96%。純利益のほぼすべてを配当に回している状況である。こうした中、JTは将来の配当性向の目安について「75%」と新たに提示しており、今後さらなる減配の可能性は高そうだ。

JT株主優待でも人気があるのですが、本決算で減配していますし、国内市場の縮小もあることから、株主優待の改悪も今後十分に考えられます。

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株価

株価は1951円と2000円を割り込んでいます!配当利回りは何と7.8%と魅力的な数字です。しかし、高配当利回りには罠が潜んでいます。

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JTの今後は明るいのか?

タバコ産業が縮小していく中でJTの売り上げや利益も縮小していきます。また、記事にもある通り、配当性向が96%と純利益のほぼ全てを配当に回しており、長期的な投資ができないため、今後も配当の減額は避けられないでしょう。

まとめ

高配当株投資はリスクが伴うので、投資する銘柄は吟味して行う必要があります。