【必見】コカコーラの2021年第一四半期決算
私が保有している米国株のコカコーラが決算を発表しました。
それによると、以下の四半期業績になっています。
- グローバルでユニットケース出荷量は前年四半期と同じ。コロナウイルスの影響を受けているが、新興国市場では伸びている。先進国市場(アメリカ、ヨーロッパ)での下げを押し上げた。
- 売り上げ高は前年四半期と比べ5%増加
- 営業利益は前年四半期と比べ2.5%増加で30.2%
- EPSは前年四半期と比べ19%減少、調整済EPSは前年四半期と比べて8%増加
- 営業キャッシュフローは前年比6%減少
- フリーキャッシュフローは前年比3%増加
investors.coca-colacompany.com
重要なポイントはフリーキャッシュフローは前年比で増加していることです。フリーC/Fは会社にとって自由に使えるお金を表しており、このフリーC/Fがプラスでかつ営業キャッシュフローがプラスであれば資金繰りは問題ありません。
コカコーラ社のここ13年の営業C/F、フリーC/Fは安定しています。このグラフを見ると安心してしまいます。
営業利益率は安定的に28%を推移しています。
株価
投資家からはEPSが市場予想以上だったため、見直し買いが入り、株価は54ドル近辺まで増加しました。
まとめ
決算発表前は株価が低迷していましたが、決算を乗り越えて53ドルを超える株価となっています。コロナで業績が低迷したと言っても営業利益率は30%キープ、フリーC/Fは通年でプラスを維持しています。歴史がある企業は業績が安定しており、投資対象としても最適です。