【必見】奨励金制度を使って自社株を購入する時に知っておいた方が良いこと
自社株購入制度という制度がある会社では自社株を奨励金付きで買う事ができるのでお得です。しかしながら自社株を購入する際は普通の株を購入する時と違って注意点があります。私が、自社株を購入する前に考えた方が良いことを自身の経験からお伝えします。
自社株を所有する上で知っておいた方が良い事
自社株は奨励金の額が企業によって違う
どうやら自社株は会社によって、奨励金の額が違うようで10%貰える企業もあれば5%や3%、もしくは全く貰えないという企業もあるようです。
コロナショックのような暴落が起きると20%下がる事もあり得るので、3%や5%だとプレミアム入れてもマイナスになる可能性があります。奨励金が10%ない限りは自社株に手をつけるのはやめた方がいいです。
自社株は会社の給料と資産というダブルリスクになる
株式の暴落というのはみんなが強気になっている時に起きます。そして暴落する時というのは不景気の時で会社の業績も悪くなります。その場合、給料減、株式資産減というダブルパンチを受けます。
こういった暴落のときは、価値が下がった株を売り飛ばすのはもっての他で、現金を持っているかどうかが大事になります。
自社株は約定出来るのが最低でも1ヶ月後
約定出来るのが、申請後の1ヶ月後なのでリスクをコントロール出来ません。どういう事かと言うと、自社株を売るときは2パターンあり、持ち株会を退会する時と100株単位で売る時です。
持株会を退会する時は申請書を会社に出しますが、申請書の受理が1ヶ月ほどかかります。これは頭に入れておいた方がいいです。
申請書が受理されたあとはどうなるのか?
申請書が受理された後、野村の口座に現在の株数分が譲渡されます。譲渡された後は指値で売っても成り行きで売ってもokです。
なお、この段階で買い付けは止まるので、暴落や株価の下落が起きた場合はナンピンしてチャンスが狙えません。暴落がなかったら全く問題なしです。 1番最悪のパターンが暴落が来てから1ヶ月後に売るパターンで、これが1番損します。
自社株を売ろうと思っていて暴落が来たら、ナンピンして平均単価を下げ、嵐が過ぎ去った後に売りに出しましょう。
まとめ
自社株は普通の株とは違い、色々注意点があります。特に、奨励金が出るか出ないか、売買タイミングは大事です。そこを留意したうえで買うようにしましょう。