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【悲報】結婚したらボーナスは自分の喜びでは無くなった

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冬のボーナスも出て財布が潤った方は多いでしょうし、楽しみにしていた方も多いでしょうが、世帯持ちにはそうではありません。

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「昨年、私の息子(大吾さん・仮名)は大学入試を控えた受験生でした」  こう話すのは、某大企業に勤める青柳洋輔さんだ(仮名・50代)。 「息子が高校1年生になった頃は、勉強もできない典型的な放蕩息子でした。息子の姿に見かねた私は、『このままでは勘当を検討する』と厳しい声をかけてしまったのです」  息子の大吾さんは、渋々身を守るために予備校に入らざるを得なくなった。

 

その予備校は優秀な講師が多く、成績はうなぎ上りだったという。 「成績が上昇していくことはとても良いことでした。息子も頑張っていました。うれしい一方、これは困ってしまったなと。息子は、まわりの人よりも多くの授業を取るようになっていったのです」  大吾さんが頑張ることで、予備校への出費が重なることに不安が募っていく。

 

そして、大吾さんは難関大学を受験することになり、ますます精力的に勉強に取り組んでいった。親としては本来、喜ばしいことのはずなのだが……。 「貯金は予備校代に消え、夏期講習、冬期講習でボーナスはすっからかん。息子には大学受験を突破してほしい思いはあっても、素直に喜べていない自分が嫌になるほどでした」

 

「なぜ溜息をつくのか、何かいけないことをしたのか、と。きっと息子はショックを受けていたと思います。息子が生まれる前は、ボーナスで豪遊することが楽しかったんですよ。

 

100万円以上の腕時計を購入したり、20万円程度のワインを飲んだり。ボーナスは『頑張った自分へのご褒美』という感覚で、自分のために使うことが醍醐味でしたから」  大吾さんが成長するにつれ、自分の頑張りが評価されて受け取ったはずのボーナスが、受験のために全て消えてしまう事実にストレスが溜まっていったと話す。

 

「息子は死に物狂いで勉強を続けて、何とか受験を一発でクリアしました。今は大学生として頑張っています。そして、『最初から勉強していれば高級車買えたよね! 僕が一流企業に入ってベンツ買うから許してくれ』と言ってくれました」

教育費は全て公立までで卒業しても800万円かかり、私立ですと、2200万円もかかると言われており、家計の負担になっています。さらに、教育費負担に関する国民の意識調査結果では子育ての不安要因は経済的負担の増加が70%とかなり大きい状況で、さらに経済的負担でもっとも大きいのは教育費が69%との回答が出ています。

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日本ではこのような事情があるため、子供を作ることや子育てに関して負担がかかっています。この方の息子さんは浪人もせず、一発で大学に入れたので報われている方ですし、「僕が一流企業に入ったらベンツ買うから許してくれ」とまで言っています。

 

ここまで感謝してくれているのであれば教育費を払ったかいがあるのではないでしょうか。家庭が出来たらボーナスを好きなように使うということが許されなくなってくるため、独身のうちに貯金だったり、株式投資にお金を使うことを楽しみたいですね。

 

そして、経済的に安心した生活を送るためには、独身時代の徹底した倹約が大事だと改めて思いますね。