【必見】持ち家か賃貸かどちらがお得か?
賃貸と持ち家のどちらが得になるかはメディアでもよく取り上げられる問題です。このことに関してはどれくらい長生きするかによるものなので一概には言えないと言われますが、住宅購入を不動産投資として捉え、ファイナンスの考え方で「買っても良い価格はいくらか」を考えて見ると答えが見えます。 私の場合は賃貸派です。何故かと言うと、下記理由があります。
- 1.新築マンションの場合は買った瞬間に1割は資産価値が下がり、30年経てば土地の価値も0になること
- 2.ファイナンスの観点で損得を考えて買いたいと言える物件はなかなかない
- 3.転居、転勤を考えると制約が出る
- 4.不動産が売れないリスク、貸せないリスクもある
さて、ファイナンスの観点で損得を見極めるためにはどうすれば良いでしょうか。
ファイナンスの観点で損得を見極めるためには?
・例 賃貸で住めば家賃15万円のマンションを購入する場合
不動産投資として考えると賃貸に出した場合は月15万円が不動産収入になるので、不動産の運用利回りを3%として割引いた場合、3500万円となります。 この運用利回り3%は東京のマンションの場合です。
ファイナンスの考え方に従うと、これより高い場合は買うべきではありません。仮にマンションの購入価格が4000万円であれば賃貸ですんだ方が得です。 では3500万円ではどうでしょうか?
この場合でもお買い得とは言い難いです。借り入れ金額を3500万円とした場合、合計のローン返済額は4600万円になるからです。更に、固定資産税や修繕費用もかかります。
月々のローン返済額は約12万9000円です。なので、セールスマンは家賃15万円のマンションが月々のローン支払額12万9000円で買えるからお得と言うことを言うでしょう。こんな甘言に乗ってはいけません。 こちらのサイトで計算できます。